顔年齢を大きく左右させるのが、ほうれい線です。
女優さんが実年齢よりも上の役を演じる時に、まずメイクされるのがほうれい線ですよね。
シワは、おでこや目元など他の部分にもできますが、ほうれい線こそが圧倒的に見た目年齢を上げます。
「ほうれい線なんて前はなかった」
「ほうれい線さえなければ」
鏡を見てアンニュイな気持ちになったことがある方は、今日から、今から、ほうれい線を対策を始めましょう。
目を逸らせば、逸らした分だけ、ほうれい線はますます深く刻まれていきます。
老け見えの大敵、ほうれい線の4つの対策をご紹介します。
ほうれい線の4つのタイプ
ほうれい線は、小鼻から口のあごへと続くシワのことです。
ほうれい線の主な原因はたるみですが、実は、それ以外にも原因があります。
ほうれい線タイプ① 骨の窪みが原因
小鼻のまわりの骨のくぼみが原因の、ほうれい線があります。
小鼻のまわりの鼻の土台になる骨のでっぱり部分が少ないことで窪みができ、これがほうれ線の原因になります。
年齢とともに骨吸収が促進されて骨が萎縮することで、ほうれい線が目立っていくようになります。
アジア人の顔の骨格は、このタイプが多いと言われています。
骨格の影響なので、人によっては10代や20代前半でもこの窪みで悩む方も。
仰向けになってもあまり薄くならないのが特徴で、鼻の脇の上の方のほうれい線が目立ちやすいです。
ほうれい線タイプ② 筋肉が原因
2つ目は、筋肉が原因のほうれい線です。
ほうれい線の周辺の皮膚に付着している筋肉の力が強いために、ほうれい線ができてしまうのがこのタイプです。
筋肉の動きが繰り返されることによって、肌にほうれい線が刻まれていきます。
長い筋のようなほうれい線が特徴で、ガミースマイルの方に出来やすいそうです。
皮膚のハリが衰えると、肌の浅いところにしわができやすいので、スキンケアを怠らないようにしましょう。
表情筋を鍛えるよりも、筋肉の緊張をゆるめるマッサージやツボ押しなどが効果的です。
ほうれい線タイプ③ 皮膚のたるみが原因
ほうれい線だけじゃなく、
「頬のボリュームが減ってきた」
「頬が下がってきた」
そう感じたら、そのほうれい線は皮膚のたるみが原因かしれません。
加齢により皮膚のハリが低下したり、頬の皮下脂肪が減てしまうことで、ほうれい線が出来ます。
年齢を重ねた方のほうれい線の原因で多いのが、このたるみによるほうれい線です。
減量後にほうれい線が気になるようになった方も、頬の脂肪が減って皮膚がたるみが原因かも。
仰向けになると、ほうれい線がかなり目立たなくなるのが特徴です。
ほうれい線タイプ① 混合型
最後は混合型タイプ。
文字通り、混合なので原因は1つではありません。
骨格による窪み、筋肉、皮膚のたるみ、様々な原因が絡みあって、ほうれい線ができています。
35才以上のほうれい線は、最も多いタイプが混合型だそうです。
ほうれい線の原因が分かったので、次はいよいよ対策方法です。
ほうれい線の対策方法は?
ほうれい線は、どのように対策をしていけばよいのでしょうか。
どのタイプのほうれい線にも効果のある、4つの対策をご紹介します。
どれも簡単なことですが、継続こそが大事です。
ほうれい線の対策① 保湿
ほうれい線対策の1つ目は保湿です。
肌に弾力やハリを失わないように、保湿をしっかり行いましょう。
大体の美容系の話には「保湿」のワードが出てきます。
「保湿の他に何かないんかい」とも思いますが、結局のところ保湿です。
皮膚のたるみを防ぐのも、保湿。
たるんだ後のシワが固定されほうれい線が定着するのを防ぐには、やっぱり保湿です。
また、光老化を防ぐために、UVケアをしっかりして紫外線から肌を守ることも大事です。
曇りでも雨でも、冬でも紫外線は降り注いでいます。
化粧水を塗るレベルで、毎日のUVケアを習慣にしましょう。
年齢とともに肌質は変わるので、化粧品のラインナップも見直しましょう。
コラーゲンやヒアルロン酸など肌にハリや弾力に効果のある成分を配合した、年齢に応じたスキンケアラインを選びましょう。
普段の保湿ケアは毎日もルーティンとして、週に1回、ほうれい線へのスペシャルケアを始めるのもオススメです。
口元のねんれい線ケア:ヒアロディープパッチ
口元のねんれい線ケアにオススメなのが、ヒアロディープパッチ。
ヒアロディープパッチは、貼るスキンケアです。
医療の現場で使われるマイクロニードル技術を基にし、ヒアルロン酸や美容成分が、ミクロ単位のニードル形状になっています。
200マイクロメートルのニードル状になったヒアルロン酸のシートを、目元や口元の気になる部分に貼り付けて使用します。
シートを肌に密着させることで、角質層内の水分がニードルを溶かし、じっくりと成分を届けます。
ミクロのニードル針が肌の深部で溶けるので、効率よく角質層まで浸透するという仕組みです。
このヒアルロン酸のニードル針は、約5時間かけて肌に浸透します。
ヒアロディープパッチの使い方は?
洗顔後、化粧水や美容液などの基礎化粧品で肌を整えてから、ヒアロディープパッチ使用します。
肌に水分があるとシートが取れやすくなるので、化粧品は肌にしっかり馴染ませてから貼りましょう。
シート中央のマイクロニードルに触れないようにフィルムから剥がし、目元・口元など気になる部分に貼付。
目や口にシートがかぶらないように、シートの端を3mm以上離して貼付しましょう。
ニードル部分がシワに直接かぶさっていないくても、成分がシートの範囲内までいきわたるので、気になる部分のキワのギリギリに貼らなくても大丈夫です。
シートを貼り終えたら、全体を薬指と中指で2、3回優しく押さえて、肌に密着させます。
ヒアロディープパッチは寝る前に貼り、朝起きたらシートを優しくはがします。
ポイントは、一発でシートを貼り付けること。
一度貼って剥がしたシートは、ニードルが折れてしまったり、シートの粘着力が落ちたり、本来の効果が落ちてしまいます。
ヒアロディープパッチの使用感と感想は?
普段から「ほうれい線が気になる」と、だいぶぼやいていた母。
これはピッタリの商品だと思い、ヒアロディープパッチを1つプレゼントしました。
翌日、ルンルンしながら母が報告してきました。
「ねー見て見て!少しほうれい線が薄くなってない?なってるよね?もう一個ないの?もう一個ちょうだい」と、おねだりされました。
今までになく、食いつきがいい。
なんだか微笑ましいです。
私の目には、母のほうれい線の変化はよくわかりませんでしたが、母がご機嫌だと娘も嬉しいもんです。
こういうのこそ、自己満でいいのです。
幾つになっても綺麗でいたいのが女です。
良い商品だというので、私も試してみました。
母を実験台にした感がありますが、そういう訳ではありません。
私は、ほうれい線が出来やすい窪み骨格なのを自覚していて、学生時代からマッサージを毎日してます。
そのおかげか、ほうれい線がまだ気になっていないんです。
マッサージは、後ほどご紹介します。
では、ヒアロディープパッチに戻りましょう。
ヒアロディープパッチを肌に付けると、針の部分がチクチクする人も多いです。
私も母も、貼った部分に「チクッ」としたわずかな痛みを感じました。
時間とともにチクチク感が消えて、15分後にはただシートを貼っているだけな感じです。
何となく肌のキメが整っているような感じはありました。
母曰く、翌朝「ほうれい線の刻まれ方がいつもと違うな」と思ったそうです。
数日後また聞いてみたら、「もう戻っちゃった」と残念がってました。
一回でも分かるくらいなら、継続使用することで、効果がありそうな感じ大ですね。
高保湿クリームも良いお値段のものは際限ないですし、ボトックスは怖い。
そう思うと、ヒアロディープパッチで週1のスペシャルケアは、安心でコスパも良いと思います。
ほうれい線の対策② 仰向けで寝る
ほうれい線を防ぐためには、他にも出来ることがあります。
いつも寝る時は、どのポジションで寝ていますか?
うつ伏せや横向きは、重力によって頬が垂れてたるみ、ほうれい線ができやすくなります。
出来るだけ意識して、仰向けで寝るようにしましょう。
私は、以前は横向きとうつ伏せが好きでした。
というか、仰向けが維持できないんです。
仰向けで就寝するのですが、気づいた時には、横向きなんです。
その原因がわかりました。
枕です。
枕が合っていなかったので、仰向けで上手く寝れず、気づけば横向きなどになっていました。
体に合う枕を選んでから、仰向けで寝れるようになりました。
ほうれい線だけでなく、体に合ってない枕は首やデコルテのシワにも影響します。
ぐっすり寝られる安眠枕が、美容にも大切です。
枕を軽視してはいけません。
寝ている間に整体効果を得られる!特許取得の整体枕
「寝ている間に整体効果を得られる整体枕」として、日本で唯一の特許を取得しているのが「THE MAKURA」。
THE MAKURA曰く、「頚椎にかかる負担を大幅に軽減すること」が、枕の命題だそうです。
枕は3段構造で、堅めの山が頭部と肩を支えて、頸椎への負担を軽減してくれます。
頚椎が負担がなく楽な状態だと、脳が発信する「自然治癒の信号」が出て、スピーディーに体のバランスの調整ができるそうです。
首の付け根から肩までがしっかり枕に乗るように、一般的な枕よりサイズは大ぶり。
体のバランスを楽にしてくれる枕を使えば、安眠度上がり、体の負担も軽減。
仰向けで寝るのが苦手な人も、疲労感なく楽になるはず。
ほうれい線の対策③ 左右均等に噛んで食事する
食事中に、片側の口だけで噛む癖はありませんか?
癖のある方に左右で偏った、ほうれい線が出来てしまいます。
ほうれい線予防には、左右均等に噛んで食事をすることを心がけましょう。
食べる物も、言わずもがな大切です。
顔の筋肉やたるみを予防する効果がある、カルシウムなどのミネラルやタンパク質を多く摂取していくのも効果的です。
栄養バランスの良い食事を摂って、肌の代謝をキープしましょう。
健やかな生活習慣であれ、ということですね。
ほうれい線の対策④ 表情筋を鍛える
思っているよりも、私たちは普段言葉を話すときに、口を大きく動かしません。
日本語は口を動かさなくても喋ることが出来る省エネ言語なので、意識して口を動かさないと表情筋は衰えていきます。
表情筋を鍛えて、たるみ予防です。
意識的に口を大きく動かして、普段使えていない表情筋をバランス良く鍛えてあげましょう。
硬いものをよく噛んで食べたり、ガムを噛むこともほうれい線予防に効果的です。
また、皮膚は頭のてっぺんから足のつま先まで、全て繋がってます。
全身が繋がっているので、顔だけでなく頭からマッサージしてあげるのもとっても効果的です。
ほうれい線に効くマッサージ方法
頰骨の下には、リガメントと呼ばれる靭帯が並んでいます。
このリガメント(靭帯)は、筋肉や脂肪、皮膚を引き上げて骨に固定する役割があります。
弾力を失って硬くなると、皮膚などを引き上げる力も弱まり、たるみやほうれい線に繋がります。
ほうれい線対策には、この凝り固まったリガメントをマッサージして、ほぐすことが大事。
方法はとっても簡単。
頰骨のリガメントを押し上げるだけ。
小鼻の横、頰骨の下から、頬骨のラインに沿って耳側にマッサージしていきます。
頬骨の凹みのあたりまで、行いましょう。
ポイントは、頬骨を上に押し上げるようマッサージすること。
指を使う場合は、親指で上から下に押し上げる感じでマッサージしましょう。
親指がやりにくい場合は、人差し指の第二関節を使って、上から下に押し上げましょう。
私は親指は爪がぶつかってしまうので、人差し指の第二関節を使う派です。
1日2分間位が目安です。
私はお風呂に浸かりながらやってます。
イタ気持ちいい位の強さでしっかり押さえましょう。
1か所につき3秒くらい押して、ゆっくりほぐしていきましょう。
まとめ
すぐに出来るほうれい線対策を、4つご紹介しました。
- 保湿
- 仰向けで寝る
- 左右で噛む
- 表情筋を鍛える
毎日の生活を少し変え、新しいルーティーンを少しプラスすることで、ほうれい線予防になります。
単に「ほうれい線がなく、若く見えたら良い」とかそういう話ではありません。
本人が今「嫌だな、気になるな」と思うなら、数年後はもっと強く感じます。
今から少しだけでも習慣を変えて頑張ったら、将来の心的ストレスが少し軽減されます。
誰のためでもなく、自分の自己満のためにコツコツとケアしましょう。