江戸時代から続く京都・宇治のお茶屋「伊藤久右衛門」の宇治ティラミスをお取り寄せしました。
ちなみに、読み方は「いとうきゅうえもん」です。
京都・宇治のお茶屋「伊藤久右衛門」
京都・宇治の伊藤久右衛門は、江戸後期から始まった老舗お茶屋。
品質にこだわり丁寧に作られたお茶は、多くの有名寺社も御用達の逸品です。
宇治茶ならではの美しい色・豊かな香りが味わえる伊藤久右衛門。
伝統を大切にしながらも、茶房やお茶スイーツの開発など新しい価値を発信するお茶屋です。
抹茶・ほうじ茶・玄米茶の3種類が楽しめる「宇治ティラミス」
ティラミス(Tiramisù)は、北イタリアで生まれたデザート。
語源の Tirami su! はイタリア語で「私を引っ張りあげて」。
そこから転じて「私を元気付けて」という意味だそうです。
縁起良いスイーツなんですね。
伊藤久右衛門の宇治ティラミスは、日経新聞「NIKKEIプラス1」で入賞の名品です。
味は、宇治茶の味を余すことなく堪能できる3種類がセットになっています。
- 抹茶
- ほうじ茶
- 玄米茶
宇治茶に合わせるのは、北海道根釧地区産のマスカルポーネチーズ。
マスカルポーネチーズは、バターと生クリームの中間のような、なめらかでコクのある舌ざわりのチーズです。
国産のマスカルポーネチーズは脂肪分が高く、やさしい乳の風味と豊かなコクが特長で、宇治茶との相性が抜群。
厳選されたマスカルポーネチーズと上質な宇治茶で、風味を豊かでまろかな味わいのティラミスに。
伊藤久右衛門の宇治ティラミスをお取り寄せ
伊藤久右衛門の宇治ティラミスをお取り寄せしました。
クール便で到着。
ティラミスは瓶に入っているので、結構重量があります。
そのため、箱もしっかりした作りです。
3種類のティラミスが2個ずつ入っていて、トータル6個。
スプーンも6本入っています。
解凍は、冷蔵庫で約5時間。
解凍時間を短くすると、シャリシャリした食感の残るアイス・ティラミスになるそう。
5時間解凍して、ノーマルスタイルで頂いてみました。
抹茶 Matcha
ころんと丸みのある瓶の形が可愛いです。
茶壷をイメージした形だそう。
パッケージが瓶だと、このまま食べても高級感があって良いですよね。
デザートプレートを用意しなくても、瓶のまま手軽に食べられます。
たっぷりなサイズで、一個で満足できそう。
ティラミスの上にも、抹茶がふんだんにかかっています。
綺麗な色味です。
お味は、クリーミーでコクがあります。
ティラミスと言う商品名を予め知らなかったら、ムースかな?と思う感覚です。
とっても舌触り滑らかです。
抹茶の苦味はなく、心地よい風味。
さりげない抹茶味です。
マスカルポーネは主張がなくて、抹茶との相性は確かに抜群です。
2層構造で、下には厚みのあるスポンジ層があります。
こちらは、抹茶ケーキ感覚です。
宇治抹茶のシロップをたっぷりと染み込んでいて、ジューシーな食感。
ほうじ茶 Houji-cha
宇治てぃらみす ほうじ茶味は、厳選した京都府産のほうじ茶を使用。
見た目は、チョコレートのティラミスみたいです。
しかし、蓋を開けた瞬間、ほうじ茶の芳ばしい香りが広がります。
ほうじ茶の芳ばしさを引き立たせるため、熟成されたまろやかなブランデー入り。
だからか少し、大人っぽい色っぽい味。
ほうじ茶味も2層になっていて、下のスポンジまでたっぷりほうじ茶が染み込んでます。
スポンジからほうじ茶の味が、じゅわっと口の中に広がります。
ほうじ茶が好きって言うのもあり、3つの味の中で一番のお気に入りです。
玄米茶 Genmai-cha
どんな味なのか気になっていたのは、玄米茶。
抹茶リキュールを少量加えて、ティラミス全体のバランスを整えているそうです。
玄米に抹茶が加わると、爽やかな香ばしさに優しい抹茶の香りが広がって良い感じです。
口に入れた直後は抹茶の味を感じますが、喉を通った後は、口の中に玄米茶の味が残ります。
玄米茶味だけあって、あられが入ってます。
あられじゃなくて、炒り米と呼んだ方が良いのでしょうかね。
炒り米があるだけで、圧倒的に玄米茶感が増します。
すごくユニークな味です。
お茶の風味と優しい甘さに、アクセントになるのは炒り米の塩味。
本場のイタリアンドルチェでは絶対出せない味です。
お茶屋さんのティラミスだなって地味に感動しました。
個人的な好みの味ランキングは、こんな感じ。
- ほうじ茶
- 玄米茶
- 抹茶
どの味もお茶屋ならではのティラミスで、味わい深かったです。
一個で満足感があり、冷凍で3週間持ちます。
6個を一気に食べなくても、1つずつ解凍して頂けます。
贅沢感があるので、プレゼントにもオススメのスイーツです。
- お中元やお歳暮に
- お年賀に
- 母の日や父の日のギフトに
- 敬老の日の贈り物に
- バレンタインやホワイトデーに
お家時間に飽きてきたら、ご褒美デザートで自分を甘やかしながら、しのいでいきましょう。