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Please bear with me.
と相手に言われて、意味が分かりますか?
「クマと私?」
「クマと一緒に私をお願い?」
私も初めて聞いた時は、一瞬きょとんとして、間が開いたと思います。
今日は、大人の表現「Bear with me.」をご紹介します。
「Bear」の色々な意味
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「Bear」にはクマと言う名詞以外に、色々な使い方があるのです。
英語のここが難しいところ。
名詞のBear
名詞の「Bear」は分かりやすいですね。
そう、熊です。
くまのプーさんの「クマ」です。
動詞のBear
動詞の「Bear」には厄介なことに色々意味があります。
代表的なところをご紹介します。
1. 産む、実を結ぶbear
Bearには「産む」と言う動詞の意味があります。
人間の出産だけでなく、果実や利益など様々な「産み出す」に使うことができます。
My best friend bore three boys.
(親友は男の子を3人産みました。)
This tree bears fine grapes.
(この木には美味しいぶどうがなります。)
2. 我慢する、耐えるbear
「Bear」には我慢する、耐えると言う意味があります。
I can’t bear his impolite behavior.
(彼の失礼な振る舞いには我慢できないよ。)
「Bear with me.」は、「Bear」はこの「我慢する」の使い方と同じ意味です。
「Bear with me.」は「私と一緒に我慢してね」という意味になります。
私と一緒に我慢してね、ってどう言う意味かと言うと、「ちょっと私との時間を我慢してちょうだいね、待っててね」と言う意味です。
クマと私と、ではないんです。
「Wait a moment. 」「Hold on.」と同じ意味で使われるのです。
Bear with me.
(ちょっと、待っててね)
Please bear with us.
(少々お待ちください。)
「Please bear with us.」は、ビジネスの世界なんかで使われるワンランク上の表現です。
日本語は婉曲の言語で、英語は敬語がなくてダイレクトに伝える、ってイメージもある方も多いと思います。
が、実際、ビジネスシーンでは英語でも婉曲的な言い回しがかなり多く出てきます。
差がつく「Bear」の使い方、「Bear with me.」をマスターしてぜひ会話で試してみましょう。