機内に手荷物で何を持ち込めば、飛行機が快適に過ごせ、目的地に到着後にスムーズに行くのでしょうか?
海外ではハプニングはつきものですが、手荷物の準備度で旅行のスタートダッシュが決まります。
25カ国以上を旅して飛行機に乗りまくった結果、機内手荷物で持ち込んでよかったアイテム20選を、3つの柱と共にご紹介します。
機内の手荷物の中身を考える時の三本柱は?
機内の手荷物の中身を決める時は、1.貴重品とデバイス類、2.預け荷物紛失時の念のため品、3.機内快適用品の3つのグループで考えましょう。
- 貴重品とデバイス類
パスポート・現金カードなどの貴重品、カメラやスマホ・PCなどバッテリーを使用するデバイス類 - ロストバゲージに備えた念のため品
万が一、預け荷物がロストバゲージに遭ってしまった時に最低限当日必要になるもの - 機内快適用グッズ
飛行機の機内を快適に過ごせる便利グッズ
欧米や1週間以上の少々遠出をする海外旅行をイメージして、アイテムをリストアップしました。
貴重品とデバイス類
- 貴重品とデバイス類
パスポート・現金カードなどの貴重品、カメラやスマホ・PCなどバッテリーを使用するデバイス類 - ロストバゲージに備えた念のため品
万が一、預け荷物がロストバゲージに遭ってしまった時に最低限当日必要になるもの - 機内快適用グッズ
飛行機の機内を快適に過ごせる便利グッズ
貴重品は手荷物に必ず入れましょう。
「スーツケースに大切なものは入れない」は鉄則です。
現金やカードだけでなく、PCやカメラなどデバイス類も手荷物にしましょう。
最悪、貴重品だけあればなんとでもなります。
トラベルバッグ
全ての荷物を収納する大切な機内持ち込みカバン。
機内持ち込み鞄のマストな条件は、大きい、軽い、畳めばコンパクト。
ミシュランのトラベルバッグ40Lは、機内持ち込み可能サイズ最大くらいの大きな容量。
使わないときはコンパクトにも畳めて、しかも軽量という三拍子揃った優れもの。
- 機内持ち込み最大サイズ 56x45x25cm
- 小さなハンドバッグ 40x30x15cm
旅行で身軽さは大事なポイント。
飛行機の機内には、持ち込み鞄と小さなハンドバッグの2点まで持ち込みが可能です。
ミシュランのトラベルバッグ40Lと、小さめのハンドバッグの2点でも結構な収納力。
スーツケースやキャリーバッグなしでも、このトラベルバッグで一個で数日の旅行もカバーできちゃいます。
預け荷物なしは待ち時間の削減やロストラゲージの不安解消と、身軽に旅が出来るのでLCCでの弾丸旅などでは特にメリット大です。
トラベルバッグではないけれど、すごく好みなレザーボストンを発見しました。
シンプルで無駄がなくて、すっきりしたデザイン。
高級感のある厚口のヌメ革。
Surface Go入るサイズ。
スマホ、タブレット、ノートPC、カメラなどのデバイス系
iPhoneやAndroidなどスマホや、i PadやノートPCなどは、機内の荷物に必ず入れましょう。
リチウム含有量により取り扱いが異なりますので、航空会社の規定も確認しましょう。
JALの情報はこちら
ANAの情報はこちら
モバイルWiFiルーター
今は多くの場所でフリーWiFiが飛んでいます。
レンタルのWiFiルーターも事前に準備しなくても、空港で簡単に借りれます。
海外にいく頻度があまりない方や滞在期間が短い方は、フリーWiFiの利用とレンタルのモバイルWiFiルーターで十分かもしれません。
しかし、PCを持参する方や、海外に頻繁に行かれる方、ちょっと僻地でフリーWiFi発達してなさそうなちょっと僻地に旅行される方は、レンタルよりもモバイルWiFiルーターを購入することをおすすめします。
端末本体を購入する初期費用はかかりますが、長期で考えるとレンタルよりも安上がりです。
おすすめは、GlocalMe(グローカルミー)G4です。
日本国内と世界140の国と地域で使えるWiFiルーター、クラウドSIM内蔵でわざわざ現地のSIMを調達しなくてもWiFiに繋がります。
SIMのスロットもあるので、現地のSIMを使いたい場合は、ローカルSIMを差して使用することも出来ます。
最新モデルのGlocalMe(グローカルミー)G4の設定方法をこちらで紹介してます。
端末を購入するほど海外旅行や出張などでWiFiを使うシーンがなさそうな方は、モバイルWiFiはレンタルでも十分かと思います。
モバイルバッテリー
今やスマホは生活の必需品なので、モバイルバッテリーも同時に旅の必須アイテムです。
携帯用には最小最軽量のモバイルバッテリーがおすすめです。
モバイルバッテリーはリチウム電池が使われているので、機内の手荷物に入れないといけません。
間違えて預け荷物に入れないように注意しましょうね。
マルチ変換プラグ&USBポート付き変圧器
日本の電化製品を海外で使う場合は、変換プラグだけでなく電圧の違いで電化製品が壊れてしまわないように変圧器が必要です。
DOACEのアダプターコンバーターモードは220-240Vを100-110Vに変換でき、単電圧であればドライヤーやヘアアイロンにも対応しています。
変圧器でもドライヤーに対応していないものも多いので、買う前にチェックしてくださいね。
iPhoneやカメラなどの変圧が不要なものはそのままアダプターモードとUSB充電ポートに差して使用できます。
変換プラグも付属されているのでこれ一つで、電気周りは全てまかなえます。
最近の私の電化製品の持ち物は、Mac bookとiPhoneとミラーレスカメラ。
なので、どれも100V-240Vに対応していて電圧を自動的に切替えられる機能がついているので、変圧器が必要ありません。
旅に持っていく自分の電化製品の電圧について事前に調べておきましょう。
海外用変換プラグマルチタイプ
コンパクトで軽量のマルチタイプの変換プラグでA・B・BF・C・O・O2・B3・SE1タイプなど190ヶ国以上がこの変換プラグ一つ対応できます。
目的地とプラグのタイプが違うトランジット先でも待ち時間に空港でサクッと充電ができます。
電圧は100-240Vまでで、軽量モデルで重さはたったの約73g。
番外編:ボールペン
ボールペンがないから入国カードがかけずに、時間を空港でロスすることもしばしば。
消えないタイプのボールペンを一本機内バッグに入れておくと、余裕を持ってフライト中に入国カードが準備できるので、一本持っていきましょう。
私は、ボールペンをよく忘れるんですよねー。
最近は入国カード書かないことも多いから、なくても困りはしないけれど、一応ね。
ロストバゲージに備えた念のため品
- 貴重品とデバイス類
パスポート・現金カードなどの貴重品、カメラやスマホ・PCなどバッテリーを使用するデバイス類 - ロストバゲージに備えた念のため品
万が一、預け荷物がロストバゲージに遭ってしまった時に最低限当日必要になるもの - 機内快適用グッズ
飛行機の機内を快適に過ごせる便利グッズ
スーツケースが予定通り届かなくて、現地には着いたものの何も荷物がない!なんてことにならないように、急を要するものは念の為に手荷物に入れておきましょう。
洋服や下着
ロストバゲージの時に備えて一泊分の着替えがあると良いと言われています。
洋服は荷物のボリュームとも相談案件ですよね。
渡航先ですぐ手に入りそうなら、なしでも良いですし。
私は、「なんかあれば渡航先で買えばいいや」タイプなので、用意したことはありません。
洋服の替えまで行かなくて、最低限下着の替えだけでも予備を入れておくと万が一の時には安心ではあります。
スーツケース紛失なんてなんて経験したくはないですが、ちょこちょこあるようです。
私は奇跡的に一度もありませんが、旅をよくする友人は年1回ロストバゲージに遭っているそうです。
コンタクトレンズ/メガネ
長時間のフライトでは、眠りたいですよね。
すぐに外せるように、コンタクトレンズケースとメガネは機内に持ち込みをおすすめします。
1Dayの方は予備のレンズを、2WeeksやMonthlyの方はコンタクトレンズケースと洗浄液を持ち込みましょう。
洗浄液は機内も持ち込みの液体の規制に引っかからないように、100ml以下のものトラベル用のを購入するか、小さい容器に小分けにしましょう。
あらかじめ洗浄液を入れた状態のレンズケースを液体アイテムをまとめたジップロックに入れておくと、レンズの着脱が楽です。
常備薬
酔い止めや頭痛薬など常備薬は、手持ちで少し持っておくと安心です。
普段から飲み慣れたものを、フライト時に必要な分だけ用意しておきましょう。
南京錠4桁ダイヤルロック+ワイヤー
滞在の国や地域、また使用する場面にもよりますが、南京錠とワイヤーのセットは安心の便利グッズです。
基本的にはスーツケースを使用し拠点はそのままだけど、ちょっとした遠出の時にはトラベルバッグとハンドバッグで身軽に移動することもあるでしょう。
そんな時にどんなバッグでも簡易に鍵がかけられます。
国やシチュエーションによるので、南京錠の使う出番がないことがしばしば。
ロストバゲージや緊急時に備えて、念のため持って行ってます。
機内快適用グッズ
- 貴重品とデバイス類
パスポート・現金カードなどの貴重品、カメラやスマホ・PCなどバッテリーを使用するデバイス類 - ロストバゲージに備えた念のため品
万が一、預け荷物がロストバゲージに遭ってしまった時に最低限当日必要になるもの - 機内快適用グッズ
飛行機の機内を快適に過ごせる便利グッズ
機内の過ごし方で現地に着いた時の疲労感が違います。
持ち込まなくても旅自体には影響がないけど、あったら機内を快適に過ごせてコンディション良好な状態で旅が始められる快適グッズをご紹介します。
機内での過ごし方に差が出るアイテムはこちらです。
ネックピロー
ネックピローはあるとないのでは結構違いました。
正直、20代前半までの若い頃はネックピローは使ってませんでした。
若いから回復も早いし、荷物が増えるのも嫌だったし。
一度、経験してしまうと首の快適さに手放せません。
飛行機でぐったりしてその後の予定に支障が出た経験のある方は、ネックピローで飛行機内での快適度を上げましょう。
到着後、すぐに旅行に注力できます。
鞄の中に入れてかさばるのが嫌な場合は、カナビラかなんかでバッグのハンドルに引っ掛けることもできるし、コンパクトに折畳めるタイプもあります。
首だけでなく、座っててお尻や腰が痛い場合は、椅子に敷いて体の負担を和らげることもできます。
旅行以外でも会社のお昼寝用なんかでも使えるので出番は広くあります。
アイマスク
アイマスクはなくても困りませんが、あったら長時間のフライトは快適です。
安く購入できるアイマスクもあります。
しかし、目元の3D設計との光が全く入らないフィット感、シルクの柔らかく優しい質感が心地良すぎるこちらのアイマスクを使ってしまうと、もう100均のアイマスクには戻れなくなりました。
寝つきが悪い方の普段使いにもおすすめです。
日本からのフライトは大丈夫ですが、
防犯上の観点から、海外での長距離バスなどではアイマスクを使用しないことをオススメします。
バスなどでどうしても眩しいなって時は、私はサングラスをしています。
寝ている顔も分かりづらいし、光の遮断に便利です。
ウェットティッシュ/清浄綿
一般的なウェットティッシュだけでも勿論良いですが、おすすめはの清浄綿との両使い。
天然コットン100%でアルコールフリーで赤ちゃんにも使えます。
ポイントは個装されているので乾くことがなく清潔で、使う分だけ鞄に忍ばせられる点。
私は、除菌用にアルコール入りのウェットティシュと清浄綿を場面で使い分けてます。
メイク落とし用の拭き取りシート/保湿クリーム/化粧品
顔を洗わなくてもささっとお化粧が落とせるように、拭き取りシートタイプのメイク落としを用意しておきましょう。
ビフェスタは化粧水も兼ねているので化粧水をサボれておすすめ。
ビフェスタの後に保湿クリーム塗ったら完成です。
生地もしっかりしていて、目元をしっかりと拭ってもシートの粉などは残りません。
到着後にすぐに使いたい化粧下地や日焼け止めなどの化粧品があれば、そちらも手荷物に入れておきましょう。
着圧ソックス
飛行機内は本当に足がむくみます。
あまりの足のむくみにだるくて寝れないなんてことにもなりかねません。
足がパンパンになってエコノミー症候群にならないよう、着圧ソックスで対策をしましょう。
着圧ソックスの上から冷え防止に靴下を重ねばきすると、更に足のだるさ解消になります。
スリッパ
着圧ソックスと合わせてスリッパもあると更に足のむくみ対策になります。
ホテルによってはスリッパが置いてないこともあるので、一足折り畳みのスリッパなどを持っておくと安心です。
私は冬の旅行の場合は、かさばるブーツを行き帰りのフライトで履いていきます。
長時間のフライトでずっとブーツを履きっぱなしはきついので、スリッパに履き替えるようにしています。
ビーチサンダルなど水に強いタイプのであれば、お風呂など水回りでもそのまま履けるので便利です。
パーカー
機内は寒いこともしばしば。
アウトドア用のマウンテンパーカーは軽くて保温性があってコンパクトにもなるのでおすすめ。
パーカーがない方は、ウルトラライトダウンのようなコンパクトに畳めるインナーダウンもおすすめ。
軽くて身体に負担が少なく機内で凍えるともありません。
マスク
飛行機の中って乾燥するんですよね。
乾燥対策として、フライト中にはマスクをつけて喉を保護する方も多いでしょう。
敏感肌の方は、負担がかかりにくいコットン素材のマスクで、保護してあげるのがオススメ。
マスクを外すと、蒸れた状態から急激に蒸発するため肌の乾燥を招くので注意が必要です。
マスクを外すときは、保湿をしてあげましょう。
ちなみに、コロナ以前の海外では、街中でマスクをする人は見かけることは、まずありませんでした。
マスクをしていると大病を患っているのか?と、不思議な目で見られます。
そのあたりの文化の違いは、知っておいて損をすることはありません。
今は、自分のために、周りの人のために、マスク必須です。
歯ブラシセット/歯磨きシート
携帯用の歯ブラシセットが、到着後にすぐに見つからない可能性もあります。
手荷物で用意しておいた方が到着後にバタバタしません。
また機内での食事の後に歯磨きがしたいけれど、飛行機の中のトイレで歯磨きは少々はばかられるって方には、
拭き取りタイプの歯磨きシートがありますので、こちらなら手早くささっと歯が磨けます。
まとめ
以上が、25カ国以上旅をして、飛行機の機内手荷物で持ち込んでよかった20選です。
個人的には行きの荷物が多いのは好ましくないので、ネックピローなどあったら良いなアイテムは、12時間を超えるフライトでしか持って行きません。
皆さんも、自信の旅のスタイルに合わせて、必要なもの不要なものを差し引きしてみてください。
備えても備えても、旅先ではハプニングはつきものです。
想定できる必要なものは日本で準備しておいて、海外では思いっきり現地の旅や生活に注力しましょう。
ただ、足りなければ現地で購入すれば良いので、気楽に考えましょう。