何分間シャンプーに時間を取ってますか?
理想は7分〜10分。
長くない?と思いますよね。
そう、長いですよね。
でも、ちゃんと洗うと長くかかっちゃうのです。
思い返せば、美容室でのシャンプーもこのくらいですよね。
シャンプーは未来の髪の毛のための大切なヘアケアです。
その割に、シャンプーはささっと済ませて、トリートメントなどの集中ケアの方に力を入れがちだったりしませんか?
それもそのはず。
「頭を洗うのよ」、と小さい頃に教えてもらっても、シャンプーの細かい手順を指南されることって人生でほとんど機会がないですもの。
私自身も、ヘアケア商材を仕事で扱うまで一度もありませんでした。
でも、日々シャンプーはしなくちゃいけなんだから、どうせならきちんと洗った方がお得ですです。
今回は、シャンプー時間7分〜10分の時間配分と手順を、通して見てみましょう。
準備編①:シャンプー前に髪をブラッシング

髪が長めの人やフケ・皮脂が気になる人はシャンプー前に軽いブラッシングを行います。
頭皮の皮脂やフケなど汚れが流しやすくなります。
からまりをほぐすことで、髪や頭皮に水が届きやすくなり、シャンプーの泡立ちも良くなります。
個人的には、水洗いが可能なパドルブラシがオススメです。
ブラシのヘッド部分が大きくざっくり髪をとくのに扱いが楽なのと、頭皮用のブラシなので適度な刺激で頭皮をマッサージできます。
準備編②: ブラッシングの後はお湯で頭皮を予洗い
シャンプーをつける前に、しっかりとシャワーのお湯で髪と頭皮を予洗いしましょう。
髪が多い方は、髪の毛だけ濡れているけど、頭皮までお湯が届いていないこともあるので、頭皮までしっかり濡らすことを意識しましょう。
予洗いで、頭皮の皮脂やホコリなどの汚れが流れ落ちて、シャンプーのパフォーマンスを高めてくれます。
言うなれば、予洗いは運動の前のストレッチと同じです。
シャンプーでの2度洗いは皮脂を落とし過ぎて乾燥の原因になることもあるので、スプレーでガチガチに固めていてお湯じゃ髪が通らない時など以外は、整髪料もお湯の予洗いで流しましょう。
目安時間:2〜3分
洗髪編①:シャンプー剤を泡立てる

シャンプーを泡立てずに、そのまま頭皮にのせて、頭の上で泡立てませんか?
シャンプーは、手の中で泡立てましょう。
食器用洗剤をイメージしてください。
スポンジで泡立てずに、洗剤原液を食器につけると、水だけで洗い流しても、中々落ちずに水切れも悪いですよね?
流れ落ちないから、結局こすって原液を落とさなければならない。
シャンプーも同様です。
やってしまいがちなんですが、泡立てずにシャンプーを頭皮につけることは、頭皮についた原液の洗い残しの原因になりやすいので、やめましょうね。
頭皮へ負担をかけてしまします。
洗髪編②:たっぷりと泡立てながら、同時に頭皮マッサージ
シャンプーと同時に、頭皮マッサージを行い頭皮の血行を促進しましょう。
指の腹で洗いましょう。
頭皮が傷つくので、爪を立てちゃダメですよ。
パソコンでタイピングするときのように指を広げて、頭皮を動かすように指の腹で上下・左右に動かします。
揉み込むようなイメージでやると頭皮がほぐれます。
上部や後頭部は洗いやすいですが、耳の上など側頭部が手薄になりやすいので、意識してみましょう。
シャンプーを泡立ててながら頭皮をマッサージ
目安時間:2〜3分
洗髪編④:すすぎ洗いは、頭皮から体・顔までくまなく
シャンプー後にはしっかりとしたすすぎ洗いです。
髪の毛の表面だけでなく、頭皮のシャンプーもしっかりと洗い落とします。
すすぎも流すだけでなくて、指の腹で髪をかき分けながら洗い落とします。
シャンプーの洗い残しが、フケなどの原因になるので気をつけましょう。
肩や胸、顔周りについたシャンプーも洗い流しましょう。
シャンプーの洗い残しが、肌荒れやニキビを引き起こすことがあります。
シャンプーのすすぎ
目安時間:3〜4分
ここまでのシャンプーの工程で、7〜10分です。
一個一個の手順を丁寧にやると、割とあっという間です。
洗髪編⑤:コンディショナーやトリートメントは3分パック

スカルプ系でなければ、コンディショナーやトリートメントは髪のキューティクルにアプローチするものです。
頭皮ではなく、毛先をメインに髪につけてあげましょう。
コンディショナーやトリートメントは、髪につけたまま3分パックしましょう。
サランラップなどを巻くと、サウナ状態になってより効果的です。
パックした後は、シャンプーのすすぎ洗い同様に、ぬめりがなくなるまで、しっかりと洗い流します。
肌に残ったコンディショナーやトリートメントも、肌荒れ・ニキビの原因となるので、顔、体全体を洗い流しましょう。
コンディショナーやトリートメントケア
目安時間:3〜4分
ドライ編①:タオルドライ&ドライヤーで乾かす
まずは、タオルドライが大切です。
タオルドライしないと乾きが遅く、ドライヤーの時間が無駄に長くなってしまします。
タオルドライは、摩擦で髪を傷つけないように、軽く髪を叩くように、押さるように、水分を吸収します。
水分がタオルに移ったら、ドライヤーで乾かします。
一定の距離を保って髪の温度を上げすぎないように、熱風と冷風を使い分けて乾かします。
髪の長い方は、毛先に意識が行きがちですが、頭皮をきちんと乾かしてあげましょう。
頭皮が生乾きの状態だと、蒸れて頭皮が痛んでしまうので、注意です。
まとめ
まずは1週間きちんシャンプーをやってみて、指通りを比べてみてください。
毎日きちんとケアしていれば、毎度、美容室でのトリートメントをオプションでつける必要もなくなます。
どうせシャンプーは日々やることなんだから、ちょっと丁寧にやるだけでダメージヘアとさよならできて、元気な髪が生えてくれるなら、なかなか儲けもんですよ。