シャワージェル(シャワーオイル)は液体石鹸のことで、ボディーソープと同じように体を洗う洗浄剤です。
シャワージェルという名前を聞いたことがあっても、実際に使ったことがない人も多いですよね。
名称の通りテクスチャーがジェル状、オイル状になっているので、摩擦が起きにくく洗い上がりのお肌が乾燥しにくいのが特徴です。
今回は、シャワージェルとボディーソープとの違いとおすすめのブランドをご紹介したいと思います。
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ボディーソープとシャワージェルの違いは?
体を洗う洗浄剤(石鹸・ボディーソープ)は、固形タイプと液体タイプに分けられます。
シャワージェルやシャワーオイルは、液体石鹸の一種になります。
名称の通りテクスチャーがジェル状、オイル状になっているので、摩擦が起きにくく洗い上がりのお肌が乾燥しにくいのが特徴です。
乾燥肌の方でシャワージェルでもまだ肌がカサつくという方はシャワーオイルがおすすめです。
シャワーオイルは成分にオイルが使用されているため、洗い上がりがしっとりします。
普段は乾燥肌ではない方も、海外旅行先で肌の乾燥が気になるときは、ボディーソープをシャワージェルやシャワーオイルに変えてみるのも良いですよ。
気候が変わるだけでなく水が軟質から硬質に変わり、旅先では肌が揺らぐことが多いので、なるべく肌への負担を減らしてあげましょう。
シャワージェルやシャワーオイルと、ボディーソープのもう一つの大きな違いがあります。
それは、シャワージェルやシャワーオイルは泡風呂を作れるという点です。
つまり、シャワージェルやシャワーオイルには体を洗えるだけでなく、入浴剤としての役割もあるということです。
また、シャワージェルやシャワーオイルは洗い上がりに香りが残るので、香水が苦手という方にも向いています。
シャワージェルやシャワーオイルの特徴をまとめると、こんな感じ。
- 液体石鹸
- 泡が立ちにくい
- テクスチャーがオイルやジェル状
- 洗浄力がマイルドでしっとり
- 泡風呂が作れる
- 入浴剤にもなる
- 入浴後のいい香りが残る
ボディーソープとシャワージェル(オイル)の洗浄剤としての特徴
ボディーソープは、しっかりと汚れを落とすために、泡立ちも良いのが特徴。
洗浄力を持つ製品が多く、洗いあがりに爽快感があります。
一方で、シャワージェルは、ボディーソープよりも泡立ちが良くありません。
洗浄力はマイルドで、洗いすぎや肌を乾燥させる心配が少ないものが多いのです。
また、シャワージェルはカラフルで透き通ったジェル状のものや、パッケージがおしゃれなものが多いのも特徴。
ボトルデザインだけでなく、花・果物の香りやフレグランスの香りを再現したものなど、
香りも重視しているブランドが多いので、好みのシャワージェルをコレクションするのも人気です。
シャワージェル(オイル)は泡風呂が作れる
普段のお風呂にシャワージェルを入れるだけで、簡単に自宅のお風呂を泡風呂にすることができます。
泡風呂といえば、外国映画やドラマに登場することが多く、憧れた人も多いのではないでしょうか。
子供の頃に映画で見た泡風呂に憧れて、ボディーソープを全部浴槽に入れたのを思い出します。
泡がすぐ消えてしまいキープできないのでボディーソープでは泡風呂は再現できませんでした。
泡風呂はリッチな気分を味わるだけでなく、入浴しながら体もきれいにしてくれますので時短にもなります。
女性の髪にはオススメしませんが、シャワージェルは髪の毛も体もサクッと全身洗うことが出来るのでお風呂が嫌いな小さなお子様にもオススメです。
シャワージェルにおすすめのブランド
シャワージェル、シャワーオイルのおすすめのブランドをご紹介します。
ナチュラル系のものを中心にセレクトしています。
Neal’s Yard Remedies(ニールズヤードレメディーズ)
Neal’s Yard Remedies(ニールズヤードレメディーズ)はイギリスロンドンのコヴェントガーデンで誕生した、エッセンシャルオイルやハーブを使ったオーガニックスキンケアブランドです。
精油のアロマやハーブがお好きな方にはニールズヤードがオススメです。
Jurlique(ジュリーク)
Jurlique(ジュリーク)は、化学・薬草学に造詣の深い学者夫妻によって生み出された、オーストラリアのアデレード発のオーガニックコスメブランドです。
現在も、薬品や溶剤を使わずに水蒸気だけで丁寧に時間をかけて、水溶性の植物エキスとエッセンシャルオイルに分けるこだわりの製法を続けています。
さすがジュリークという感じで上品な香りと安定の使用感です。
MOLTON BROWN(モルトンブラウン)
MOLTON BROWN(モルトンブラウン)は、英国王室御用達(ロイヤルワラント)のイギリスのライフスタイルブランドです。
世界各地で採取した植物由来の成分と、上質でエキゾチックな香りが特徴で、高級ホテルにアメニティとして選ばれています。
オススメのジンジャーリリーは、南国の楽園タヒチからインスピレーションを受けて作られた香りだそうです。
SABON(サボン)
死海の塩をベースにしたイスラエル発のボディケアブランド。
日本でのシャワーオイルの知名度を押しあげた火付け役とも言えるブランドです。
保湿力がとても高く、香りも抜群に良いです。
ムスクが人気ですが、少し爽やかなジンジャーオレンジがオススメ。
L’OCCITANE(ロクシタン)
L’OCCITANE(ロクシタン)は1976年に誕生した、南仏プロヴァンスのブランド。
植物原料とエッセンシャルオイルをベースとする スキンケアの先駆けブランドです。
詳しくない方でもハンドクリームは一度は使ったことあるかもですね。
色々なシャワージェル、シャワーオイルが出ていますが、こちらはクラシックな王道のローズの香りが人気です。
優しいラベンダーの香りも人気です。
個人的な香りベースの好みですが、少しエキゾチックで硬派な感じがする、モルトンブラウンとサボンがお気に入りブランドです。
華やかな感じの香りがお好きな方なら、ジュリークやロクシタンから使ってみるのが良いかも。
まとめ
ボディオイルやクリームの保湿を強化するのもありですが、ボディの乾燥が気になる場合は、ボディーソープそのものを見直してみてはいかがでしょか?
時間のあるときは泡風呂でリラックスしたバスタイムも過ごせるシャワージェル(シャワーオイル)は一個持っておいても無駄じゃないアイテムです。