敏感肌で、口紅を塗るとすぐ皮が剥けてしまいます。
「ザ・デパコス」ブランドは、学生時代に試して唇が荒れてボツボツまでできた苦い思い出があります。
そのため、長らく敬遠してきました。
でもでも。
良い大人になったし、敏感肌だって素敵ブランドの紅くらい引きたい。
色々技術開発も発達しているだろうし、今なら成分が良くなって、実は使えるブランドもあるかも?
そんな淡い期待も込めて、デパコスブランドの口紅&リップが使えるのか、改めて検証してみました。
口紅への憧れが突き動かした、本気の口コミです。
検証方法
- 下地には保護用のワセリンは塗らずに、直に口紅。
- 3日間連続で同じ口紅、リップを単体でつける。
検証者
- 口紅を塗って皮がむける、痒い、水泡が出来るのがデフォルトな敏感肌の私。
口紅で荒れてしまう私が検証に挑戦した理由
口紅で皮がむけるのがデフォルトの私が、なぜこんな人体実験にトライするか、少し経緯をお話しします。
私は、合成着色料なしのオーガニックのリップでも荒れることがあります。
オーガニック成分のみの、色がつかないクリアな保湿用リップでも荒れるんです。
保湿リップで荒れるって理解不能ですが。
そして、次第に疑念を持つようになりました。
もう、ケミカルとかオーガニックとか、関係ないんじゃない?
つまりは、物による。
そして、同時に思うわけです。
オーガニックでも荒れるなら、オーガニックじゃなくても荒れないかも?
憧れのあのブランドだって、唇の皮がむけないかもしれない。
ということで、デパコスブランドを手当たり次第試してみることにしました。
小さい頃から、「ザ・デパコス」ブランドの素敵なリップって持ってみたかったし。
パッケージの段階で既に女っぷり上がりそうで、気分上がるじゃないですか?
ああいうの、憧れだったんです。
最終的な目標は、ブランド総当たりです。
今回は、7ブランドの新品のリップを試しました。
そのうち唇が荒れずに皮が剥けなかった4ブランドをご紹介します。
肌質はそれぞれなので、私が合うブランドが合わない方もいれば、私が合わないブランドが合う方もいます。
1つの参考にして頂ければと思います。
- ESTEE LAUDER(エスティローダー)
- Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)
- Christian Dior(ディオール)
- ADDICTION(アディクション)
ESTEE LAUDER(エスティローダー)ピュア カラー エンヴィ
まず、私の敏感肌をクリアしたブランドは、ESTEE LAUDER(エスティローダー)。
試したのは、ピュア カラー エンヴィ リップスティックです。
濃密な発色と立体感のある唇を演出するだけでなく、保湿力も備えたリップスティックです。
唇のラインを美しく引き立て、立体感とカーブを強調し、ふっくら感が出ます。
立体感の正体は、「マルチファセット カラー ピグメント」という多面的な色彩とつややかな発色によるものだそう。
フィット感があり濃密な発色も良い感じ、スムーズにのびて唇を均一にカバーしてくれます。
海外ブランドだと、特にオークルカラーの人はリップの色選びに苦戦しますが、
ESTEE LAUDERは、アジア人向けに開発された商品も多く、日本人の肌に映えるカラーが豊富です。
保湿力もあるので、下地にリップがなくても潤いしっとり感があります。
クリーミーな質感で適度なつや感も出るので、大人っぽいセンシュアルで柔らかい印象の唇に仕上がります。
個人的にはケースがお気に入りポイント。
マグネット付きで、キャップがワンタッチで開閉可能です。
ズボラな私は、ポーチの中でたまにキャップが外れて悲惨なことになることがあるので、これはすごい良い。
新色#140(エモーショナル)を試してみました。
唇が荒れることがなかったので、他のカラーも試してみようと思います。
Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)
実は一番試したかった逸品「Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)」。
今回は、ルージュ ヴォリュプテ シャインを試しました。
一度持って見たかった、この素敵なリップ。
パッケージの上品で華があり、大人の女感。
ずっと紅を禁じられていた私からすると、ドキドキしてしまう。
20位の時に、30代の超綺麗なお友達が、Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)のリップを愛用してました。
塗っているシーンがCMみたいで、見てるこっちがうっとりしたのを今でも覚えています。
今回の検証で、使えたら良いなと一番願ったブランドでした。
荒れなかったので、嬉しすぎました。
ルージュ ヴォリュプテ シャインは、6種の美容オイルを含むオイルインスティックで、体温にとろけるクリーミィなテクスチャーが特徴。
美容効果の高いザクロエキスを配合で、唇の潤いを高めて乾燥から守ってくれます。
艶を生み出すフィルムを採用し、濡れたような唇の潤い感が持続できます。
甘く美味しいマンゴーの香りも良き。
試したNo.14のカラーの発色が好みでした。
私は唇の赤味が強く、唇に載せた時の色の印象と、リップ単体の色味に差が出るので、色選びに毎度悩みます。
ルージュ ヴォリュプテ シャインの発色が、リップ単体の色味と唇に塗った時の色味に乖離が少なくて、すんなり馴染みました。
唇の縦じわが消えるプランプ効果があるので、塗った時は少しピリピリしました。
すぐに消えるので痛みというほどではありません。
ピリピリしたので「これは荒れるかな」と不安に思いましたが、皮むけはせず唇に異常なし。
No.15は婚活リップとしても有名ですよね。
色が可愛いですもんね。
唇が荒れないで使えたので、他のカラーも試してみます。
Christian Dior(クリスチャン ディオール)
続いて、口コミしたいリップは、Christian Dior(クリスチャン ディオール)。
皆さん一度は耳にする、あのアディクト リップ マキシマイザー。
長年Diorのパレットやマスカラ愛用者でなのに、何でもっと早くマキシマイザー試さなかったんだろう、と悔やまれるくらい良かった。
うるおいを与えるヒアルロン酸を配合で、唇を保湿しながらボリューム効果を実現するリッププランパーです。
唇の縦じわが、近くでよく見ないと分からないくらい唇がぷっくり、しっとりします。
縦じわが目立たなくなる上に、潤うなんて最高。
伸びが良いので、少量で唇全体に塗ることができます。
噂には聞いていたけど、カプサイシンのプランプ効果で塗った後はスースーします。
ピリピリというよりは、スースー。
別に普段使いで気になる程ではないけど、強風の冬山で使ったら寒いかも。
超限定的なシチュエーションですが。
今は、寝る時はワセリンを塗っていますが、レビューなど読んでいると、寝る前にマキシマイザーを塗ると、翌朝の唇のコンディションが良いんだとか。
メイク用アイテムを寝る前に付けるのは少々抵抗がありましたが、夜にも試してみたいと思います。
マスカラ下地のマキシマイザーも寝る前につけると良いとDior美容部員さんに言われているので、同じ感じかな。
グロスとして#001 ピンクを試したので、他のカラーも試します。
ほんとに良かったから、これは2度と手放せないと思う。
ADDICTION(アディクション)
続いてのブランドは、ADDICTION(アディクション)。
試したのは、ザ リップスティック シアー。
みずみずしくなめらかなテクスチャーでのびもよく、クリアな発色が特徴です。
透明感と潤いのある、みずみずしい口元に仕上がります。
持ちも良いし、グロスなしで適度なツヤも出ます。
色味は、001 スーパーウーマンを試しました。
真っ赤なので見た時はギョッとしましたが、色づきはグロスっぽく透明感があるので、塗った時に重くありません。
唇の立体感という意味では、先に挙げた、エスティローダー、イヴ・サンローランの方が上かな?と思います。
が、透明感があるから抜け感のあるスタイリッシュな仕上がりになるので、これはこれでまた良い。
色が濃く載らないように、輪郭をぼやかしながら馴染ませて使っています。
色持ちも割とよくナチュラルに仕上がるので、日常使いに良いかも。
パッケージのスタイリッシュでおしゃれなので気分も上がります。
まとめ
検証した結果、以前は全く塗ることが出来なかったブランドデパコスリップに到達できました。
技術の進歩ありがたや、です。
化粧品が合う合わないは本当に個人の肌質によるものが多く、成分を見ただけではなかなか判断出来ません。
敏感肌でお悩みの方は、1つの参考にしてみてください。
今後も色んなブランド試して更新していきます。