金属アレルギーの方は、アクセサリーの中でも特にピアスには悩まされますよね。
一般的に、金属の種類の中でアレルギー反応がでやすい素材は、ニッケル、コバルト、クロムです。
私の場合はメッキ系はかぶれてかゆみが出るのでNG。
シルバー925は体調次第。
プラチナと18金ゴールドのピアスだったら大丈夫です。
とはいえ、全部のピアスをプラチナと18金ゴールドにしていたら、お金がかかって仕方ないですよね。
可愛いピアスが付けたいのに、金属アレルギーとお金の事情で選択肢がグッと狭まっていました。
そこで、肌にもお財布にも優しいピアスの素材はないものか?と探して見つけたのが、3つの素材でした。
今回は、金属アレルギーの方で着けられるピアスの素材をご紹介します。
金属アレルギーの確認方法と気をつけたいポイント
まず、どの金属にアレルギー反応がでるか確認しましょう。
また、金属アレルギーを重症化させないために、気をつけたいポイントをご紹介します。
①病院でのパッチテストで確認
病院でパッチテストを受ければ合わない金属素材を確認できます。
色んな種類の金属の検査薬をつけたシールを腕などに貼って、アレルギー反応が出て赤くなるか見るテストです。
②汗をかくときは要注意
金属アレルギーは、汗や体液で金属イオンが溶けて起こってしまいます。
汗を書きやすい夏や、運動時には、出来るだけアクセサリーは外しましょう。
特に、汗が溜まりやすい指輪は普段アレルギー反応が出ない金属素材でも注意しましょう。
③アクセサリーの素材を確認
アレルギーを起こしやすい素材はニッケル、コバルト、クロムの3種類です。
アクセサリーを購入する際はどんな金属が使用されているか確認が必要です。
ピアスが一番敏感に反応しますが、指輪やネックレスなどアクセサリー全般でまずは素材を確認して、なるべく避けましょう。
金属アレルギーの人に最適なピアスの素材は?
金属アレルギーの人におすすめの肌が荒れにくいピアスの素材はこの3つ。
- サージカルステンレス
- チタン
- 樹脂
では、サージカルステンレス・チタン・樹脂のピアスのそれぞれの特徴を見ていきましょう。
金属アレルギーの方におすすめのピアスの素材➀:サージカルステンレス
金属アレルギーの方におすすめのピアスの素材➀は、サージカルステンレスです。
サージカルステンレスの特徴を見ていきましょう。
サージカルステンレスは金属アレルギーを起こしにくい?
サージカルステンレスの正式名称は「SUS316L」です。
サージカルステンレスは、医療用のステンレス素材で、手術時のメスなどに使用されています。
ちなみに英語のsurgical(サージカル)は、「外科的な」と言う意味です。
金属アレルギーの原因となる金属イオンが溶け出さないので、アレルギーを引き起こしにくいのが特徴です。
手術中に金属アレルギー起こしたら、えらいこっちゃですもんね。
耐久性が高く、傷に強く錆びにくいという特殊な性能があり、シルバーのように空気に触れ変色することもありません。
ピアスをつけたまま入浴もできるので、お風呂の際のつけ外しによる紛失を防げますよね。
サージカルステンレスは、肌に優しい金属として注目の素材です。
サージカルステンレスのお手入れ方法
サージカルステンレスのお手入れは、メガネ拭きなどで磨いたり、そのまま水洗いも可能なので汚れたらささっと洗うだけです。
特別なケア用品が要らずお手入れも簡単で長持ちします。
サージカルステンレスのピアスの探し方
サージカルステンレスのピアスってどうやって探すのか、よく分かりませんよね。
勿論サージカルステンレスピアス専門サイトなどもありますが、専門ストアでなくても購入する方法があります。
それは、ボディピアスを選ぶことです。
ボディピアスはその使用上の特徴から、通常サージカルステンレスが使用されています。
ボディピアスを耳たぶに付けるなんて、ピアスホールを拡張しろってこと?って不安を覚えた方もいるかと思いますが安心してください。
耳たぶ用のファッションピアスと同じ太さのボディピアスもちゃんと売っているんです。
通常の耳たぶ用のファッションピアスは20G(ゲージ)〜16Gです。
Gの値が小さくなるほど、ピアスが太くなります。
ボディピアスでも20G〜16Gあたりのサイズを選べば、耳のピアスの穴を拡張することなく可愛いデザインのサージカルステンレスピアスが付けれます。
- 20G(太さ約0.8mm)
ファッションピアスの中でも細めで華奢なデザインのものは20Gです。 - 18G(太さ1.0mm)
通常のファッションピアスに多いのが18G。普段から耳たぶピアスを愛用している人にはこのサイズがおすすめ。 - 16G(太さ1.2mm)
太めのファッションピアスやファーストピアスはこの16G。セカンドピアスに最適。 - 14G(太さ1.6mm)
軟骨やへそピアスなどのボディピアスは14Gです。
金属アレルギーの方におすすめのピアスの素材②:チタン
二つ目の金属アレルギーの方におすすめのピアスの素材はチタン。
チタンは最もアレルギーを起こしにくい金属と言われています。
チタンは軽量なのでピアスホールへの負担が少なく、
光に当たると光触媒の抗菌作用で汚れや臭いなど除去してくれるので衛生的な素材です。
最近はその耐久性の高さから、結婚指輪の素材としてチタンが注目されています。
肌に優しいチタンですが、希少価値が高いわけでないのですが精製に手間がかかるため、やや価格が高いところが難点です。
それでもプラチナやゴールドなどに比べたら手に取りやすい価格です。
チタンのお手入れ方法
チタンは汗に強く変色もほとんどないため、こまめなお手入れは必要ありません。
メガネ拭きクロスのような柔らかい布でさっと拭くだけでケアが簡単です。
金属アレルギーの方におすすめのピアスの素材③:樹脂
金属アレルギーの方におすすめのピアスの素材、3つ目は樹脂です。
ファーストピアスなどで見かけることも多い透明のピアスです。
樹脂製のピアスであればそもそも金属ではないため、金属アレルギーが反応しないので安心して身に付けられます。
一般の店舗でも樹脂のピアスは取り扱いが多く価格も安いのが強みです。
樹脂部分に強度がないため、傷がつきやすくホール部分が曲がったりと金属製に比べて破損し易いのが難点です。
樹脂のお手入れ方法
樹脂製のピアスはエタノールなどアルコール類を使っての樹脂のケアは避けて、石鹸とぬるま湯で優しく洗いましょう。
汚れをそのままにしておくと、黄ばみに繋がります。
サージカルステンレス、チタン、樹脂の3つの中で一番おすすめは?
サージカルステンレス、チタン、樹脂の中で一番のおすすめ素材は、サージカルステンレスです。
サージカルステンレスは、医療用器具にも使用される素材。
金属アレルギーの心配がないだけでなく、耐久性に優れていてサビたり変色もしにくくお手入れが手軽です。
チタンと比べた時に、ボディピアスのラインで探せばデザインの幅も広がるので、好みのデザインに出会えるはずです。
デザインのおすすめはストーンがあしらわれたバナナバーベルタイプ。
バナナバーベルピアスはキャッチが正面にくるのでキャッチのストーンデザインも見えて、華やかで存在感があります。
ピアス専門店green piercingなら、
ボディピアスやサージカルステンレスピアス、ゴールド、シルバーなど金属アレルギーの方向けの素材で豊富なデザインが揃ってます。
お手頃なK18アクセサリーサイトを発見!
金属アレルギーでも、18金は大丈夫と言う方も多いはず。
18金はやや高いのが難点と思いきや、お手頃なK18アクセサリーが手に入るサイトを発見しました。
cullent(カレン)です。
アンティーク調で繊細で華奢なデザインのジュエリーが豊富で、AHKAH、agete、NOJESS、eteとか好きな方にオススメです。
実店舗がないからお値打ちなようです。
手頃な価格帯でありながらも、K18やプラチナなど安心できる地金で、天然石などあしらった本物志向なデザインが楽しめます。
一般的に、カラーストーンが付くとやっぱり値段と兼ね合いで、地金はK10なことが多いんですよね。
cullent(カレン)のように、一生物の地金にカラージェムがあしらわれているアクセサリーが、この価格で購入できるなんてそうそうないです。
金属アレルギーでも諦めないでください。
自分にあった素材がきっとあります。
もし、真鍮のピアスがどうしても付けたい場合は、コーティング剤を塗るという手もありますよ。
せっかくピアスホールが開けたなら、最大限ピアスでおしゃれを楽しみましょう。