ワセリンを塗っても乾燥が止まらない。
肌がひび割れて魚の鱗みたい。
顔と違ってボディケアは手薄になりがちなので、気づいた時には肌が乾燥でカサカサなんてことはよくあることです。
でも、大丈夫です。
諦めなければ、乾燥で瀕死の状態になってからでもお肌は復活は可能です。
私は、海外の硬水で肌がボロボロになり瀕死の鱗肌の状態からでも、どうにか復活を遂げました。
今回は、ボディの乾燥で悩んだら必ずしたい4つの保湿対策ご紹介します。
やるべき順に並んでいます。
乾燥対策① 全身に保湿クリームを塗る
まずは、ボディ全身に保湿クリームや保湿オイルを塗りましょう。
保湿クリームは、基礎すぎて乾燥が気になる方はやっていると思いますが、おさらい的に一応リマインドさせてください。
オイル派とクリーム派と好みがあると思いますが、マッサージも一緒にする方なら肌に摩擦が起きないように滑りのよいオイルの方がオススメです。
保湿用で敏感肌の方なら、キュレルのローションはコスパも良いのでオススメです。
のびが良く、ベタつかない全身用乳液です。
保湿アイテムと聞いて浮かぶのは、ワセリン。
ワセリンは天然由来のオイルで、水に強く、空気中のホコリや花粉、化学物質など外部の刺激からお肌を守ってくれます。
無添加で、敏感肌や乾燥肌など肌が弱い方も安心して使うことができるので、ワセリンで乾燥対策をする方も多いと思います。
日本中の薬局でとっても手頃に購入でき、効果は絶大。
ただし、ワセリンをスキンケアで使う場合の大切な注意点があります。
保湿にワセリンを塗る時の注意点
ワセリンは角質層まで浸透することはなく、肌表面に膜をつくりお肌の表面を保護するもの。
保湿成分や美容成分などが入ってないので、美容液や化粧水などのように肌に栄養や水分を与えることはできません。
ワセリンは、保護クリームだと思いましょう。
ワセリンだけで保湿ができないので、まずは化粧水でたっぷり水分を補給しましょう。
保水後にワセリンを塗って、水分を閉じ込めることが大切です。
また肌を傷つけないように、ワセリンを手に取って体温で温めてテクスチャーを緩めてから塗りましょう。
ワセリンは安くて保護効果抜群なので、使い方さえ正しければ乾燥対策の強い味方です。
ワセリン以外の保湿剤なら、馬油。
馬油100%、無添加、無香料のソンバーユがオススメです。
テクスチャーがワセリンよりもゆるくて、肌に伸ばしやすいです。
上がワセリンで、下がソンバーユ。
肌馴染みも良く、全身に使えます。
私はボディの部位によって、ボディクリームとソンバーユとワセリンを使い分けてます。
手頃とはいえ、全身にソンバーユ塗るとすぐなくなってしまうのでね。
許されるなら全身塗りたいくらい、私にはソンバーユが調子いいみたいです。
まとめ買いすると、少しお値打ちです。
乾燥対策② ボディソープの代わりにシャワーオイルで体を洗う
保湿クリームとか塗ってるけど乾燥する方は、ボディソープを見直してみましょう。
ボディ洗浄料の洗浄力が強くて、大切な皮脂まで洗い落としてる可能性もあります。
乾燥が気になる時は、ボディソープや石鹸を、洗浄力が優しいシャワージェルやシャワーオイルに変えてみましょう。
ボディーソープとの違いは?
体を洗う洗浄剤(石鹸・ボディーソープ)は固形タイプと液体タイプに分けられます。
シャワージェルやシャワーオイルは液体石鹸の一種です。
名称の通りテクスチャーがジェル状、オイル状になっているので、摩擦が起きにくく洗い上がりのお肌が乾燥しにくいのが特徴です。
シャワージェルはボディーソープよりも泡立ちが良くありませんが、洗浄力がマイルド。
洗いすぎで肌を乾燥させる心配が少ないので、乾燥肌向けの洗浄料です。
シャワージェルにしてもまだ肌がカサつくという方は、シャワーオイルがおすすめです。
シャワーオイルは成分にオイルが使用されているため洗い上がりがしっとりします。
シャワージェルやシャワーオイルは泡風呂を作れるので、体を洗う洗浄料としてだけでなく、入浴剤としても使うことができます。
また、シャワージェルやシャワーオイルは洗い上がりに香りが残るので、香水が苦手という方にも向いています。
花・果物の香りやフレグランスの香りを再現したものなど、 香りも重視しているブランドも多数。
好みのシャワージェルをコレクションするのも人気です。
オススメのシャワーオイルブランドは?
オススメは、SABON(サボン)のシャワーオイル。
SABON(サボン)は、死海の塩をベースにしたイスラエル発のボディケアブランド。
日本でのシャワーオイルの知名度を押しあげた火付け役とも言えます。
保湿力がとても高く、香りも抜群に良いです。
サボンのシャワーオイルはムスクが人気ですが、少し爽やかなジンジャーオレンジがオススメ。
シャワージェル、シャワーオイルのおすすめブランドはこちらでご紹介してます。
乾燥対策③ 体がイガイガ、ムズムズするなら入浴剤
入浴時の肌ケアとして入浴剤は欠かせない存在。
入浴剤にはさっぱり爽快系、しっとりもっちり系と色々ありますが、乾燥肌にはもちろんしっとり系。
中でも、乾燥だけじゃなく、肌がイガイガする時、ムズムズする時にオススメなのが「みんなの肌潤風呂」。
目に見える乾燥はないけれど、疲れなのかストレスなのか、肌がごわつきイガイガする時ありますよね。
そんな時に、みんなの肌潤風呂を使ってみたところ、私には相性が良かったようで、肌が落ち着き調子を取り戻しました。
香りはレモンのような柑橘系だけど、爽快感のある柑橘系ではなく、マイルドなミルクっぽさのある優しい香り。
パッケージを開けると香りが広がるので、香りが強めかな?と思いきや、実際お湯に入れると、ほのかで繊細な香りに包まれます。
心落ち着く優しい香りで、強い匂いが苦手な方にもオススメ。
みんなの肌潤風呂をお湯に入れると、少しだけ白く濁り、水道水の真水よりちょっぴりとろみのある柔らかいお湯になります。
ところで、水道水で肌がダメージを受けることがあるって知ってましたか?
通常の水道水には塩素が含まれれていて、塩素は肌や髪にダメージを与え、肌トラブルを起こすことがあります。
肌が弱い方なら水泳のプールの水で経験済みであろう、あの塩素のダメージです。
しかし。
みんなの肌潤風呂をお湯に入れると、お湯の塩素が除去されるそうです。
技術ってすごいですよね。
着色料、合成香料、パラベン、エタノールも使用されていないので、敏感肌の方にも低刺激で安心です。
別府明礬(みょうばん)温泉の天然温泉成分「湯の花」が配合されていて、ミネラルも豊富。
お風呂から出たあとも、肌がしっとりモチモチし、入浴後の肌のツッパリ感がありません。
乾燥性敏感肌の方の入浴中の保湿ケアにオススメの入浴剤です。
乾燥対策④ ボディを拭き取り化粧水で拭こう
保湿クリームでも乾燥する方。
ワセリンを塗っても乾燥防げない方。
ボディソープをシャワーオイルに替えたし、入浴剤も使ってるけれど、乾燥が止まらない方。
そんな保湿ケア難民の方は、お風呂後に全身を拭き取り化粧水シートで拭き取りましょう。
シャワーオイルで体を洗って保湿オイルを塗っても、乾燥が防げず肌がカサカサ。
細胞の形が目でわかるくらいの鱗肌になってしまった時がありました。
そんな瀕死な状態から、化粧水を全身につけるステップを加えたら見事に肌が復活しました。
化粧水を単純に手で塗ったりも試しましたが、一番オススメの化粧水の塗り方は、クレンジング化粧水シートで体を拭くことです。
ボディは化粧水を手で塗るのはなかなか難しいのと、塗り残しができます。
もしくは化粧水を無駄にこぼしてしまったり。
化粧水シートで拭き取れば、全身くまなく化粧水が塗れます。
また、シャンプーなどの流し残しなどもスッキリ落とせるので、クレンジング効果のある化粧水シートがオススメです。
個人的には、ビフェスタが一番好きです。
生地はしっかりしているので毛羽立ったりせず、全身が拭き取りやすい。
それでいて、生地の肌当たりはとても柔らか。
化粧水もかなりたっぷりで、一枚でもヒタヒタです。
とっても優秀な逸品です。
もしシートに潤いが足りなくなったら、化粧水を追加投入。
肌を摩擦で傷つけないようにたっぷり水分を含ませたシートで、全身を拭き取りましょう。
水分の追加投入用に便利なのが、BIODERMA(ビオデルマ)。
BIODERMA(ビオデルマ)サンシビオのクレンジングウォーターは、メイク落としが出来る化粧水です。
無香料、無着色、アルコール、パラベンがフリーで、弱酸性。
肌にも優しい処方で、化粧水シートの本来の成分と喧嘩することなくシートに水分投入できます。
まとめ
やるべき対策順にご紹介しましたが、一日の時間軸の流れで考えると、最強の乾燥肌対策はこちら。
- お風呂でシャワージェルやシャワーオイルで体を洗う
- 肌に優しい入浴剤を使う
- 入浴後にクレンジング化粧水シートで体を拭く
- 保湿クリームやオイルなどで水分をしっかり保護する
入浴後にクレンジング化粧水シートで体を拭くのが、私的最大のポイントです。
化粧水を全身に塗るのは手間ですが、シートで拭けば簡単です。
保湿クリームを塗ってもワセリンを塗っても乾燥が止まらないとお悩みの方。
一度この4つの保湿対策を通して試してみてください。