日本の公立(公立出身なので私立は分かりませんが)の学校の英語教育だけだとリスニングとスピーキングが伸びにくいです。
更には国民性まで手伝って、リスニングとスピーキングが苦手意識がある方は圧倒的に多いですよね。
文法や単語はそこそこで、とにかく耳と口を鍛えたい方向けのDMEという方法で英語が学べるオンラインスクールを見つけてしまいました。
リスニングとスピーキングを4倍速で勉強するというスタイルです。
4倍速で英語を学ぶカランメソッドを改良したDMEメソッド
DMEという学習法は、4倍速で英語を学ぶカランメソッドを改良したものそうです。
カランメソッドは、1960年にイギリスで誕生した通常の4分の1の速さで英語が習得できる学習方法で、4倍速で先生が質問してくるので、それをひたすら先生の真似をしながら返す、と言うもの。
実は学生時代に夏休み3週間ロンドンのカランスクールに通ったことがあります。
(留学という名の遊学ってやつです)
- とにかく真似します。
回答を覚える必要はなく、大切なのは先生の発音、アクセントを真似します。教科書はありますが、私が通った時の先生は教科書は閉じるように言ってました。 - 文で回答します。
例えば、YesではなくYes, it is.
まあ、最初はポカーンですよ。
そもそも、先生が4倍速で喋るから、何言っているか分からない。
最初は分からなくていいのです。
先生が回答をサポートしてくれるので、おうむ返しのように聞こえた通りに返して慣らしていくというスタイル。
耳と口は相当鍛えられます。
まさに、トレーンングと言った感じ。
耳と口の筋トレです。
難点はひたすら「先生による質問」→「生徒による答え」を繰り返す1000本ノックみたいなスタイルなので、相互的なコミュニケーションと言う点ではちょっと足りない感じでした。
体験者はみんな同じ感想でした。
その誰もが感じるであろうカランの欠点をカバーして改良したのが、DMEメソッドです。
カランメソッドをベースに、コミュニケーションエクササイズを加えたレッスン内容になっています。
DMEのレッスン内容
DMEレッスン内容は6つのパートに別れています。
スピーキング&リスニング
DMEで一番最初に、英語上達が実感できるパートです。
先生の質問に答えていくスタイルを反復練習し、英語への瞬発力や反射能力とリスニング力が鍛えられます。
レビュー(復習)
DMEでは毎回のレッスンが前回からの復習から始まります。
各ステージの終わりにはそのステージの総復習があります。
復習に復習を重ねることで単語や言い回しなどを完全に習得していきます。
進み続けると残らないので、この復習が結構大事だと思います。
グラマーエクササイズ
各ステージにつき3~5つのグラマーエクササイズが登場します。
文法の学習が英文作成能力を養います。
基本の型は毎回のレッスンで叩き込むのでそれを応用する感じですね。
コミュニケーションエクササイズ
先生からの質問に回答する基本レッスンパターンから、今度は逆に生徒から先生に質問するパートがあります。
先生からの一方通行に変化がつくと同時に、質問するという場面のスピーキング力強化も行うことができます。
これが、カランメソッドとの最大の違いです。
リーディング&ディクテーション
リーディングは発音やアクセントのチェックのため、ディクテーションがあります。
テスト
各ステージの終わりにはテストがあります。
そのステージで学んだボキャブラリーや文法、ディクテーションなどが組み込まれたテストはそのステージの総復習となると同時に、自分がどこまで進歩したのかを知る目安となります。
こんな方におすすめ
こんな方に4倍速で英語が学べるDMEメソッドはおすすめです。
- スピーキングの機会がない
- リスニングができない
- 英語を話すことに抵抗がある
- 会話になるとスムースに言葉がでてこない
- 文法はわかっていても話したり聞いたりできない
- ヒアリングはできてもスピーキングはめっきりダメ
- TOEICの点数はいいけど会話となると思ったようにアウトプットできない
- どんな勉強をすればしゃべれるようになるかわからない
日本生まれの日本育ちで海外にゆかりがない大抵の方は感じる悩みですよね。
だって普通に暮らしていたら英語を喋る機会ないですもん。
機会がないけど、将来のためにリスニングとスピーキングを強化したい方にはDMEぴったりです。