英国式ティータイムに欠かせない「クリームティー」の飲み方と、オックスフォードにあるイギリス初の最古のコーヒーショップに行ってきたのでお店のご紹介します。
イギリスの伝統「クリームティー」って何?
イギリスの「クリームティー」は、紅茶とスコーンの組み合わせのこと。
なんで「クリーム」なの?
ミルクがいっぱい入っていて、ミルクティーより濃厚な紅茶なの?
と、思った方は、私の仲間です。
私は初めてクリームティーと聞いた時、そう思いました。
クリームティーは、アフタヌーンティーの一種で、基本は紅茶とスコーンのセットで、クロテッドクリームとジャムが添えられています。
このスコーンにつける、クロテッドクリームの「クリーム」こそが、クリームティーの由来です。
フルサイズのアフタヌーンティーは量が多いし、サイズ的にも価格的にも、もう少し軽めに楽しみたい方にちょうど良いです。
お店のメニューにクリームティーがない場合でも、スコーンと紅茶をそれぞれ注文すれば「クリームティー」になります。
英国式クリームティーの飲み方は?
それでは英国式のクリームティーの飲み方をご紹介します。
まず、スコーンをナイフで横方向に2つ割りにしてから、割った側にたっぷりのクロテッドクリームとジャムをつけて頂きます。
「たっぷり」のクロテッドクリームとジャムがポイントです。
たっぷりのせたクリームがまだ口に残っている位で紅茶を飲み、クリームと紅茶の融合を味わいます。
私はジャムを塗ってからクリームを塗る方が食べやすいしクロテッドクリームの味が強く出るので好きですが、イギリス人の中でもクリームとジャムの順番は人それぞれだとか。
イギリス最古のコーヒーハウス「The Grand Cafe(ザ グランドカフェ)」
1650年、ユダヤ人によりオックスフォードで開業された店がイギリスで最初のコーヒー・ハウスとされる
小林章夫『コーヒー・ハウス 18世紀ロンドン、都市の生活史』(講談社)より
コーヒー ハウスは、17世紀半ばから18世紀にかけてイギリスで流行し、社交場の機能も兼ねていたいわゆる喫茶店です。
なぜ、ティーハウスじゃなくて「コーヒーハウス」と言うのか、昔教えてもらったのにすっかり忘れてしまいました。
思い出したら追記します。
イギリスのロンドンから2時間程のオックスフォードにある、お洒落な外観がひときわ目を引く「The Grand Cafe(ザ グランド カフェ)」。
「The Grand Cafe(ザ グランド カフェ)」は、1650年にできた英国初のコーヒーハウスで老舗中の老舗カフェです。
今の「The Grand Cafe(ザ グランド カフェ)」は1990年代半ばに建てられたそうです。
外観だけじゃなくて、大理石を使用した少しレトロな雰囲気がある内装も素敵でした。
特に内装で気にいったのが、扉が開くとティーポットが上に上がるこの仕掛け。
レトロな遊び心があって可愛いかったです。
イギリスで最初のコーヒーハウスにて本場のクリームティーを堪能
アフタヌーンティーが有名ですが、ランチメニューなども充実しているので、お食事にもぴったりなお店です。
私は、もちろん予定通り「クリームティー」を頂きました。
私は実は、スコーンのような「水分奪われる系」の焼き菓子が好きではありません。
クッキーやマドレーヌなど、こぞって好きではありません。
食べれるけど水分が奪われるから基本自分から好んで食べることはありません。
「水分奪われる系」って何?とよく聞き返されますが、なんとなく察してください笑。
そんな私が食べても、スコーンが美味しかった!
ホロホロでサクサク、口に入れたらしっとり、の本場のスコーンでした。
何って、クロテッドクリームがめちゃくちゃ美味い。
焼き菓子系が苦手な私もぺろっと食べ切りました。
The Grand Cafe(ザ グランド カフェ)は老舗ということもあり、お値段は1500円くらいでした。
一般のレストランやカフェでも楽しむことができ、お値段は1,000円前後とリーズナブルはお店が多いので、イギリスに来たら一度はクリームティーを試してみくださいね。
The Grand Cafe (ザ グランド カフェ)
84 High St、Oxford OX1 4BG
The Grand Cafe(ザ グランド カフェ)に行くなら、ハリーポッターの食堂の舞台にもなったクライストチャーチにもぜひ足を伸ばしてみてください。
徒歩10分くらいで着きますよ。
お国は代わりますが、紅茶好きな方に嬉しいお知らせです。
フランスパリのティーメゾンKUSMI(クスミティー)の公式オンラインブティックがオープンして、日本でも公式で買えるようになりました。
パッケージ可愛いから、ヨーロッパでついつい買ってしまうブランドです。
まだまだ旅行も難しい日々が続きそうなので、気分だけでも異国を味わいましょう。
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